石巻、牡鹿半島へ~その2~
カテゴリ:被災地支援
最終更新日:2011/10/19
昨日の続きです。
ボランティア保険の加入を済ませ、
まずは門脇小学校に。
「ふたたびここから」
という校長の卒業式挨拶が有名ですね。
津波のあと火災が起こり、でも
金庫の中に無傷の卒業証書が
残っていた、というあの学校です。
焼け落ちた校舎の屋上に、なぜか
「すこやかに育て心と体」
という看板だけが、鮮明に残っています。
震災直後の写真と比べると、瓦礫の
撤去が済んだことがわかりますが、
それにしても7カ月たったとは思い難く、
被害の大きさが伝わってきます。
そして大川小学校へ。
途中、その界隈の瓦礫の中から発見
された品々が集められた体育館に立ち
寄りました。
ここでは、発見された写真たちの掃除を
黙々とボランティアの皆さんが行ってい
ました。
ここには、大川小学校の界隈で見つかった
ランドセル、縦笛、ピアニカ、体操着、
ユニフォーム、トロフィー、卒業文集などの
品々が並んでいます。
つい昨日、子供の遺品を探していたという
ご両親が、6度目の訪問で自分のお子さんの
持ち物を発見して持ち帰られたそうです。
未だ発見されていない方が大勢いるのだ、
という事を再確認させられます。
やっぱり私の身近な人たちだけでも、もっと
ここに連れてこなければ、と思いました。
では明日は大川小学校へ
続く