アメリカの葬儀社さんのお話
今日は、日本のグリーフサポートと
エンバーミングの専門家、
橋爪謙一郎先生のお話を聞きに、
日本橋まで行ってきました。
私のブログにたびたび登場します
ので説明をしておきますと、
グリーフとは日本語で「悲嘆」。
それをサポートする訳ですから、
グリーフサポートとは、大切な人を
失うなどの大きなショックを受けた方を
支えるためのものです。
エンバーミングとは、アメリカで研究
されている、ご遺体の保全や修復の
技法です。
アメリカの葬儀屋さんは、エンバーミング
の専門家であり、グリーフサポートの
専門家でもある事が多いのだそうです。
日本の葬儀社さんとは、違いますね。
今日はそんな専門家である橋爪先生が、
アメリカの葬儀業界のフォーラムで
見聞きしてきた情報を教わってきました。
業界の細かい話を書いたところで
関心のある方はあまりいないと思い
ますので割愛しますが、
なんでアメリカの葬儀業界から
学ぶのか?
わかりやすい点を挙げると、葬祭業の
市場において、日本はアメリカの
15~20年後をついて行っているのだと
言います。
良くも悪くもです。
日本では今、家族葬や直葬という
葬送の形態が普及してきましたが、
アメリカでも15年ほど前に、
「ダイレクトクリメイション」(直葬)
というものが急増したのだそうです。
※直葬:葬儀をしないで火葬だけで
済ませること
それと同時に、インターネットで激安の
直葬専門店が増え、価格競争の末に
倒産する会社や、不正を働く会社が
増えたのだそうです。
でも、その時代を乗り越えて、成長を
遂げた葬儀社がいたのです。
そんなアメリカのお話から、これからの
日本の葬儀のあり方を模索しよう、
と、そんな目的の勉強会でした。
私がウィルを始めて以来、事業の
軸としている考え方は、そんな時代
にも生き残って、必要とされて来た
葬儀社が実践していたことを元に
しています。
あんまり興味ありませんかね・・?
もしご関心がおありでしたら、
2月からのセミナーで声をかけて
くださいね!