傾聴ボランティア
カテゴリ:ブログ
最終更新日:2012/04/16
今日は、市民後見人養成講座の
カリキュラムの一環で、さいたま市に
ある養護と特養の老人ホームに行って
きました。
今日が初めての訪問でしたので、後見の
話をするには程遠い内容でしたが、
入居されている皆さんのお話に必死に
耳を傾けるうちに、あっという間に規定の
5時間が過ぎてしまいました。
様々な方がいらっしゃるんですね。
私の父は昨年、認知症との診断を
いただくにいたりましたが、極々
近い関係である父との対話では、
じれったさや変わっていく父の姿に
残念な気持ちがわくばかりでした。
でも、他人である入居者の方々の
お話に耳を傾けていると、客観的に
見れるお陰か、少しですが、父の心情
を推し量る事が出来たように思います。
父と同居している母のことを考えると、
父には施設にお世話になるときが
そう遠くないうちに訪れるのは、やむを
得ないと感じていました。
でも、わずかな時間でしたが、今日
施設に滞在するうちに、
「父には酷かな?」
と考えるようになりました。
何処に行ってもお友達を作ってしまう
ようなタイプの方は別として、父は
そういう事がめっぽう苦手なのです。
あ~、どうしよう?
そんな迷いの一日目でした。